「キングストン(1)」

記憶の記録の回にて。二十数年前のお話です。

カナダはトロント(一泊)を経由してジャマイカのノーマン・マンレー国際空港(キングストン)へ。伺った理由は「国歌がレゲエってどんな国なんだろう?」という疑問が発端です。

経由したトロントはマイナスで極寒。ですが煙草を吸いたい我々はホテルの外へ出て、白い息と煙草の煙を吐いていました。
ジーパンは凍った様にパキパキ。体感した事のない寒さ。


トロントの宿の室内。着いて早々に散らかす)

ジャマイカは煙草が高いと聞いていたので、当時吸っていたヴォーグ(vogue)というほっそい煙草をトロントでカートン買いしてからキングストンへ。

カートンは喫煙で真っ黒になったと思われる肺の画像入りパッケージが怖かったけど見なかった事にして購入。

トロントで滞在したホテルの支配人さん(ジャマイカ出身との事)になかなか大きいショッピングモールに連れて行ってもらいました。
ブランド名は忘れたけど、当時の日本で言うGAP的なお店で薄手のパーカーを購入。

食事についての記憶はないけど、バーで飲んだカナダのビールは少し甘い感じがして美味しかった。

翌朝、小さな飛行機でジャマイカへと向かいます。
飛行機が地上から離れる瞬間に十字を描く人たちがいました。
着陸時は機内で拍手喝采。無事ノーマン・マンレー国際空港です。


写真は空港からアイシャハウスへ向かう途中。
大きくて派手な看板に興奮。目にする緑が濃い!

到着日だったか、翌日だったか。Bob Marley Museumへ。


Bob Marley家を囲う壁画もインパクトというかBob Marley一色だったのを覚えています。
英語のガイド付きでした。

友人と妹がBob MarleyのTシャツを購入。
当時日本ではなかなか見られないデザインでおしゃれ。


アイシャハウス。
私たちが泊まった部屋のドアと柵の間から見た朝の光。

キングストンは夜中もずっと外からレゲエが聴こえてくるので、慣れない私たちはなかなか寝付けず。

やっと眠れたかなぁ…と思った朝4時か5時ぐらいに、庭師さんがギターを弾きながら部屋の前で歌ってるからやっぱり眠れず。

おかげで一晩ほとんど眠れずでしたが、庭師に悪気はなくむしろいろんな意味で好意的であると聞き、笑顔で挨拶してベッドに戻る。

長時間のフライトに弱い私は浮腫みが2日間程消えませんでした。

ー つづく ー